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“energy base” ARITA Seriesの製造風景
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2017.02.25



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“energy base”で使用する器は、佐賀県の有田町で創っています。 有田町は、伝統工芸品である有田焼の産地として知られています。 2016年には有田焼400周年という記念の年となり、美術工芸品や食器などを中心としたものづくりが行われています。また、有田焼は、日本ではじめて磁器が焼かれた場所でした。江戸時代には幕府や大名などへの献上、贈答用の最高級品を焼いていた由緒ある場所としても活躍をみせています。当時は、伊万里焼とも呼ばれており、伊万里港から海外に輸出もされていました。それもあって少し前までは伊万里焼と呼ばれる方が海外からの認知度も高かったのです。しかし現在では、有田のブランドがしっかりと確立されて、今では有田焼の方が知名度が高くなっているようです。伝統だけにとらわれず、新しいことに挑戦している今があるからこそ現在の有田ブランドがあるのだと思います。
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星人では、そんな伝統と挑戦を続ける有田焼を”energy base”の器として、採用することにしました。 有田焼の原料は陶石と呼ばれている石です。陶土と違い、白く、堅く、吸収性がないのが特徴です。そして、磁器は高温で焼きます。そのため、とても強度が強いのです。陶器と違い磁器はガラスのような滑らかさと硬質さが魅力のひとつです。 器をつくるのには複数の職人と制作の工程があります。 まず、器の生地の生産から始まります。そして、生地をひとつずつ調整していき、撥水加工、釉薬、窯焼きをしていきます。窯では素焼きと本焼きの2回焼きます。これらすべてが別々の職人が携わっており、ひとつひとつが専門職として妥協せずにつくっています。
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ARITA Seriesでは、いくつもの釉薬や模様付けをためし、いくつもつくり、その中でも厳選した作風のものだけを提供していきます。すべて限定で生産していきますので、皆さんに気に入っていただけるものがお届けしていきたいと思っています。お楽しみにしていてください。 “この星を、すこやかに、うつくしく。”

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