日本の西、瀬戸内海の島々で行われる、年間100万人以上が訪れる日本最大の現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」に空中盆栽を世界で初めて公の場で披露しました。 瀬戸内国際芸術祭開催中は、瀬戸内の島々がアート一色に染まります。今回空中盆栽を展示した女木島は、人口200人弱の小さな島。その小さな島にある日本家屋の中に砂を一面に敷き詰め、木々で荒々しくも凛と存在する小さな空中盆栽を展示。360度から見渡す景色はどれも趣が違い、自然の中にある静と動を同時に体験できます。その空間の中で時の流れを感じてもらえるようになっています。



星人空中盆栽園では、星を輝かせる活動の一環として、様々な方と協力したりコラボレーションをしていくプロジェクトを行っています。そして、その中で一緒に新しいものを生み出したくさんの人に元気をお届けできるように活動しています。 今回は、盆栽師 平尾成志×瀬ト内工芸ズ。のfeel feel BONSAI プロジェクトに協力させていただきました。平尾氏は、ブータン国王に盆栽をレクチャーしたり、世界中を巡り盆栽を通じた文化交流を行ったりと伝道師として活躍されている盆栽伝道師。また、瀬ト内工芸ズ。は、香川県を代表する瀬戸内の良質なデザインを創造するクリエーター集団。その二組が中心となり、瀬戸内国際芸術祭2016で「瀬戸内海の海岸から繋がる庭、そして屋内に盆栽師平尾成志の手による盆栽を配置し、間と奥行きのある盆栽空間を創る。さらに奥の間では建物から瀬戸内海に向けたライブビュー映像と盆栽のインスタレーションで映像の中に佇む盆栽の時空間を創造」をコンセプトに、アートとしての盆栽を展示。観賞するだけではなく、ワークショップや、様々なイベントを通じて盆栽を「体感」できます。

展示の模様は、feel feel BONSAI 公式WEB SITEでも公開中。